ブリジストンユーラシアグランツーリング(EAG-T2)フレームサイズ550

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ブリジストンユーラシアグランツーリング(EAGT1・T2)


前回に続いて、昔の自転車雑誌。(1979年3月号 サイクルスポーツ裏表紙)

サイクルスポーツ この雑誌はサイクリングを始めた私にとってはまさにバイブル。

当時の知識では、ブリジストン 丸石 宮田 片倉 水谷 セキネ 丸紅山口 と

自転車の世界はメーカーが数あり、中国での生産なんてまだ考えられない頃だったので

生産効率や受注生産なんてなく、各メーカーには必ず、ロードレーサー(今のロードバイク) スポルティーフ ランドナー キャンピングの4つはシリーズとして、各メーカーでそろっており、旅にあこがれた私は、キャンピング車がまずほしかったが、

当時はとても手が出るものではなかったし、まだまだ経験不足であった。

 そこで購入したのは(親に買ってもらったのだが)ブリジストンユーラシア EAGーT2 当時のブリジストンは、グレードごとに分かれており、それぞれ大陸な名を

付けており、最高級がアトランティス 次にユーラシアとなっていた。

ユーラシアも2グレードあり、低いランクの物は、確かフロントホイールが

クイックではなかった。一段階上のユーラシアグランはクイック方式であった。

 

また、この頃はユーラシアの下にロードマンというやはりドロップハンドルで

廉価版があったが、これはいわゆるサイクリングには向かないと感じていた。

ドロップハンドルを始めて経験するいわゆる入門版の様なもので、黒いセミドロップのトップチューブに変速機が付いているものから卒業したての人が使うようなものであったと思う。

また、そのころのユーラシアはフロントのギアがまだダブルで、48×34 他のメーカーも同様にフロントはダブル リアは5段の14~24というものがほとんど標準であった。

そんなメーカーについていたパーツが中には、ビンテージ物として扱われる物も

今の時代においてはあるが、当時はほとんどそのような意識はなく、また部品も

標準的に手に入るものであった。

 これら大陸シリーズの前に、ブリジストンとしては、高級車種としてアトランティスの前のダイヤモンドシリーズがあり、当時のダイヤモンドのランドナーは何と、フレームをレイノルズ531というフレームに変えることができたのである。

その当時、レイノルズ531は皆のあこがれのフレームでメーカーがこのような対応を

していたことに驚きを感じる。

実は家にも売ってほしいとBSダイヤモンドのフレームを預かっているのだが、(531ではない)がヤフオク等に出品するのも面倒なのでそのままである。

そのうち、誰かがほしいという話を聞いたら引っ張り出して売ろうかと思っているが

いつになることやら・・・・・・。